サンシール日仏友好協会 について
1991年、神戸にある甲南学園を母体に国際化時代の人材育成を目的として、ここサンシール市に「フランス甲南学園トゥレーヌ中等部・高等部(リセ 甲南)」が開校しました。残念ながら同校は生徒数減少により、2013年2月8日の最後の卒業式をもって閉校になりましたが、この地で多感な青春時代を過 ごした卒業生は22年間で600人以上になります。この間生徒たちは、学校行事やホームステイ生活、クラブ活動などを通して地元の人たちと交流を深め、強 い友情の絆を築いてきました。
この友情の芽をこれからも大きく育てていきたい。
2013年の閉校の日、 サンシール市の二人の助役ジャン・イヴ・クトー氏とフランシーヌ・ルマリエ氏の提案で、この「サンシール日仏友好協会」がうまれたのです。リセ甲南の閉校 を残念に思っていた市民や元職員たちが中心となって、100名近くのメンバーが集まり、さっそく活動を始めました。
協会の発足を受けてサンシール市は、リセ甲南から寄贈された道場内の2教室(元和太鼓部室と音楽部室)を市の予算で改装し、2015年4月、日仏友好協会の活動拠点として提供してくれました。
現在の執行部は、以下の通りです。
会長 :JACOTTIN Thierry (ジャコタン・ティエリー)
副会長 : LEMARIE Francine (ルマリエ・フランシーヌ, サンシール市国際交流担当助役)
クレオラ美紀(リセ甲南元職員)
書記役員: LASOLLE Lorenzo (ラッソル・ロレンゾ)
副書記役員:BRUN Jean-Charles (ブラン・ジャンシャール)
財務役員: NEVEU Isabelle (ヌヴ・イザベール)
副財務役員:FERIAU Gilles (フェリオ・ジル)
名誉会長:保井円(リセ甲南元教頭)
現在のサンシール日仏友好協会の活動。
<定期的な活動>
– 生け花教室
– 日本料理教室
– 和太鼓教室
– 日本語教室
– マンガ絵のアトリエ
<不定期な活動>
– 折り紙教室
– 書道教室
– 風呂敷
– 絵手紙
– 日本映画の夕べ
– 講演会、地元イベントへの参加等
素晴らしい活動場所が完成し、道場内では毎週土曜日の午後、フランス人会員が練習する和太鼓の音が響いています。
今後はリセ甲南の卒業生の皆さんにも参加を呼びかけ、この思い出深いサンシールの地で、友好協会を拠点に日仏文化交流の輪を更に広げていきたいと思っています。
日本で会員になって頂いた方には、語学学校やホームステイのご紹介、地元のとっておき情報の提供、日仏合同イベントの開催など、色々な形でお役に立てるのではないかと考えています。
どうぞ、当協会を利用して、皆さまの活動の幅を広げてください。
さあ、皆で一緒に、日仏の大きな友情ネットワークを作っていきましょう!